ひこばえ薬局のつぶやきブログ

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ひこばえ ひとこと

漢方事始~誤解の多い漢方薬と民間薬~

漢方事始<かんぽうことはじめ>
知っているようで知らない漢方知識

【誤解の多い漢方薬と民間薬】

●民間薬は漢方薬にあらず

「漢方薬を始めたせいか、最近からだの調子がよくてね。」
「ほう。で、なんという名前の薬なんだ?」
「センブリっていってね。俗に”医者だおし”といわれるだけあって、よく効くよ。」
「そんなに効くんなら、オレも一つ漢方薬を試してみるか。」

この会話を読んで、”あれ、ヘンだな”と思われた方はかなりの漢方通です。

というのも、この会話では漢方薬と民間薬が混同されているからです。
センブリは民間薬であって、漢方薬ではありません。
一般に、煎じてのむものは何でも漢方だと思っている人が多いのですが、それは大きな間違い。
どくだみやゲンノショウコ、はぶ茶などは民間薬なのです。
民間薬の特徴は、たとえば下痢にはゲンノショウコ、胃にはセンブリというように、
一症状、一病名に一種類だけ使われること。
それにたいして漢方薬は、ほとんどがいくつもの種類を合わせて「処方」されたもので、
配合する種類・分量にもきびしいルールがあります。

●ますますのみやすく、便利に

漢方の服用方法には、煎じてのむものから丸薬にしてのむもの、
粉薬にしてのむもの、酒でのむものまでいろいろあり、
それぞれに効用があります。
しかし、現在では煎じてのむものがエキス末や顆粒、錠剤として使用されています。
これは、もちろん社会生活の必要性から技術革新されたもので、煎じたり調合する必要もなく、
たいへん便利でのみやすくなっています。

●漢方薬と民間薬の比較

 

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